坐骨神経痛

坐骨神経痛でお悩みの方は多いと思いますが、実は坐骨神経痛という病名はありません。腰痛症、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなどの病気に伴う下肢神経領域の痛みのことを、一般的に坐骨神経痛と呼んでいます。

また、医師に話を聞くと、坐骨神経痛と診断する場合の多くが
原因不明でよくわかっていない
時であると言っています。


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このようなお悩みで医療機関を受診しても、なかなか良くならないものです。

日本整形外科学会が発表している腰痛治療のガイドラインでは、まず
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を第一選択として
挙げています。

しかし、米内科学会が発表している腰痛治療のガイドラインでは
投薬療法はむしろ推奨されておらず、まずは運動療法や鍼治療などの非薬物療法を選択すべき
とされています。

このガイドラインを比較してみると、日本のガイドラインは
病院で行われる保険診療内のものを重視している
のに対し、アメリカのものは
代替医療まで含めた全ての治療法からエビデンスレベルの高いものや、患者様にとって副作用が少なく、生活の質を高めていくものを重視
しているようです。

さらに細かくガイドラインを見てみると、アメリカのものは急性腰痛(ぎっくり腰など)と慢性腰痛を分けて記載しており、はっきりと効果が期待できる順番や推奨度まで記載されています。

日本のガイドラインでは、急性腰痛と慢性腰痛を一緒に記載しています。また、腰痛治療で保険点数が付いている牽引療法は『効果がない』とはっきり書かれておりますし、慢性腰痛に対するホットパックなどの温熱療法も効果があるとは言えないと書かれています。
牽引などの効果がない治療については、海外では15年以上前に行われなくなっています。

(なぜ、未だに日本で行われているのかはわかりません。)


余談ですが、アメリカは先進医療の中心地ですが予防医学でも世界で最先端を走っています。国の政策として病気予防の大切さを説いており、世界最先端である先進医療以上に、予防医学に国費を割いて研究を行っています。

鍼灸治療などは術者の技術によって大きく成績を左右されるデメリットはありますが、予防医学の最前線であるアメリカでもしっかりと市民権を得ている有効な方法です。


坐骨神経痛に対する当院の治療方針ですが、

・下肢アライメント(バランス)の改善

・緊張が亢進し、疼痛部位に負荷をかけている筋肉の柔軟性の獲得

を中心にM-Testという技法を使って治療を行います。
施術には東京都健康長寿医療センター自律神経機能研究チームが研究しているソマニクスを主に使用し、筋肉への刺激に加え、神経繊維そのものの疼痛コントロールを行います。

坐骨神経痛でお悩みの方はお問い合わせください。