膝の痛み・膝痛

膝の痛みは生活の質を大きく低下させる悩みの一つです。

✔︎ 階段を見ると避けてしまう
✔︎ 長時間正座ができない
✔︎ 雨の日に膝がうずく
✔︎ サポーターをしないと不安
✔︎ 病院で『年齢のせいだから諦めなさい』と言われた

膝の痛みの原因は色々とありますが多いのは変形性膝関節症や半月板損傷、前十字靭帯損傷(ACL)ではないでしょうか。

多くの患者様が病院では湿布、電気治療、ヒアルロン酸注射などの保存療法を選択し、限界がきたら手術を選択しています。

しかし、実際に膝の状態を見ていて手術が必要ではない患者様も手術を勧められているのが現状です。

膝は身体の中では単純な動きをする関節の一つです。

曲げる動作(屈曲)と伸ばす動作(伸展)を主としており、関節内部では転がりと滑りという動きによって屈曲・伸展を行っています。

よく患者様の口から聞くのは、『病院ではもう、軟骨がすり減っているから仕方ないって言われている。』とか、『年で軟骨が残っていないから手術しかない。』という言葉です。

軟骨は、この転がりと滑りの際にすり減ると考えられますが、すり減っていく理由を考えたことがあるでしょうか?

また、軟骨がすり減るのが痛みの原因なら、10代や20代のスポーツ選手などに膝が痛いという選手が現れるのはなぜでしょうか?(彼らは若く、まだ十分に軟骨が残っているはずです。)

軟骨が再生しないと考えている方、未だにコンドロイチンやヒアルロン酸などのサプリメントが市場から姿を消さないのはなぜでしょうか?


膝関節痛は、軟骨がすり減り、完全になくなっている状態(変形性膝関節症)の他に、膝の関節運動が円滑に行われなくなることでも起こります。

筋肉は関節を動かすために、関節をまたいで骨につながっています。膝関節も当然、またいでつながっている筋肉があり、その筋肉によって屈曲、伸展などの関節運動が行われています。

関節運動が円滑に行われていない時、つまり、膝に痛みがある時、この膝をまたいでいる筋肉がこわばり、うまく伸びてくれないことが考えられます。

筋肉がうまく伸びない場合、関節には圧力がかかります。

圧力がある状態で膝を曲げるのと、圧力がない状態で膝を曲げるのでは当然、軟骨や関節面へのダメージが変わってきます。

中には、この屈曲時の圧力が加わり続けたことによって半月板が割れてしまったという方もいらっしゃいます。

膝関節に対して筋肉から圧力がかかっている場合、この圧力を治療で軽減、改善させることによって膝関節への負担は大幅に軽減します。

一番驚いた患者様では、『両足とも半月板が割れてしまって痛くて動けなくなったのでとりあえず右足の半月板をボルトで固定したのに、鍼灸治療によって左足の痛みがなくなったので右足のボルトまで再手術で取ってしまった』という猛者もいます。

また、膝の関節運動は先ほど記載した屈曲、伸展に加えてわずかですが『回旋』というねじれの運動も行われています。

この、回旋という動作はあまり注目されませんが、膝関節の治療にはとても大切な動きになっています。

入浴に介助が必要なぐらい歩けなかった方が、今では駅の階段も平気になり一人で北九州まで旅行に行っているという方もいます。

膝関節の悩みは、鍼灸の適応ではないものもありますが鍼灸治療で改善するものも多くあります。

人工関節ではできないことも多くありますので、当院の治療で改善する膝は何としても守りたい。そう思っています。